今は宮崎に住んでいますが、生まれも育ちも関東です。地元を離れてみて改めて、関東には紅葉スポットも子連れで泊まれる宿も本当に選択肢が多いなと感じます。
紅葉の季節、日帰りでサクッと見に行くのもいいですが、せっかくなら1泊して、朝晩の澄んだ空気や、色づいた景色をゆっくり味わいたいなと思うことがあります。子連れだと「移動だけで疲れちゃうかも」と及び腰になりがちですが、実は関東には、子連れでも無理なく紅葉と宿泊を両方楽しめるスポットがいくつもあります。
今回は、関東出身の私が選ぶ、日帰りでも行ける距離だけど「あえて泊まる」ことで、いつもよりちょっと特別な時間になりそうな紅葉スポットを4か所まとめてみました。都心のラグジュアリーな1泊から、温泉でゆったり過ごす旅まで、家族のスタイルに合わせて選べる内容にしています
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①那須どうぶつ王国・那須高原(栃木)
那須高原の紅葉は、関東近郊では一番早く見頃を迎えるエリアで、例年10月上旬〜中旬がピークです。標高差が大きいため、エリアによって見頃が10月中旬〜11月下旬まで長く楽しめるのも特徴です。

紅葉狩りだけだと、小さな子どもは正直あきてしまうことも多いですよね。那須なら、約600種の動物たちがのびのび暮らす「那須どうぶつ王国」があり、間近で動物を観察したりエサやり体験ができるので、子どもも飽きずに1日楽しめます。ベビーカーの貸し出しもあるので、小さな子連れでも安心です。
紅葉狩りは、那須ロープウェイで山麓駅から9合目の山頂駅まで一気に登れる茶臼岳がおすすめ。ロープウェイに乗ったまま紅葉のパノラマを楽しめるので、歩くのが大変な子連れでも無理なく絶景を味わえます。
宿泊するなら
那須は温泉地としても有名なので、紅葉狩り+動物園+温泉宿というスケジュールが組みやすいエリアです。ホテルエピナール那須のような、温泉やプールなど施設が充実したリゾートホテルもあり、子連れでも過ごしやすい宿の選択肢が豊富です。
この旅のポイント✐
- 紅葉:10月上旬〜中旬が見頃(茶臼岳周辺)
- 子ども向け:那須どうぶつ王国でベビーカー貸出あり
- 宿泊:温泉×プールなど設備充実のリゾートホテルが多いエリア
▼子連れおすすめホテル
②成田山公園(千葉)
成田山新勝寺の大本堂裏に広がる約165,000平方メートルの大きな公園で、モミジ・クヌギ・ナラ・イチョウなど約250本の木々が、例年11月中旬〜12月上旬にかけて色づきます。紅葉の見頃にあわせて「成田山公園紅葉まつり」も開催され、期間中の土日祝には箏や尺八、二胡などの演奏会やお茶会が催されます。

敷地は東京ドーム3.5個分と広大で、園内には池が点在しており、色づいた木々が水面に映る風景は、まるで一枚の絵のような美しさがあります。坂のある散策路なので、ベビーカーより抱っこ紐の方が動きやすいかもしれません。
紅葉狩りの前後には、成田山表参道でうなぎなどの和食を味わったり、食べ歩きを楽しんだりできるので、子どもも飽きずに1日過ごせます。
宿泊するなら
成田は成田空港に近いこともあり、空港周辺には子連れ向けのファミリーホテルやビジネスホテルが充実しています。翌日そのまま空港観光を楽しむプランを組むのもおすすめです。
この旅のポイント
- 紅葉:11月中旬〜12月上旬が見頃
- イベント:紅葉まつり期間中の土日祝は演奏会・お茶会あり
(混雑しやすいので平日午前が狙い目) - 宿泊:成田空港周辺にファミリー向けの宿の選択肢が豊富
▼子連れおすすめホテル
③日光・中禅寺湖(栃木)
日光は標高差が大きいため、紅葉が長期間楽しめるのが特徴で、標高の高い奥日光や戦場ヶ原では9月下旬から色づき始め、中禅寺湖やいろは坂は10月中旬〜11月上旬が見頃です。

日光の紅葉といえば「いろは坂」。日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ全長約16キロの山岳道路で、下り専用の第一いろは坂、上り専用の第二いろは坂を合わせて48ものカーブが続きます。子連れだと歩き回るハイキングより、車窓から景色を楽しめるドライブの方が負担が少なくおすすめです。
中禅寺湖では遊覧船から紅葉を眺めたり、湖畔でランチを楽しんだりできます。日帰りだと欲張って移動時間に追われがちですが、1泊すれば奥日光でゆっくり紅葉トレッキングを楽しんでから、温泉宿でしっかり疲れを癒せます。
注意しておきたいこと
紅葉シーズンのいろは坂は渋滞が発生しやすく、通常20分ほどの区間が2時間以上かかることもあります。子連れの車移動でこれは正直かなりつらいので、早朝(7時前後)に通過するか、前泊して渋滞のない時間帯に動くのがおすすめです。また奥日光の10月は朝晩5〜10℃前後まで冷え込むことがあるため、防寒着は必須です。
宿泊するなら
奥日光湯元温泉や中禅寺温泉には温泉宿があり、前泊すれば渋滞を気にせず紅葉の朝を迎えられます。ただし客室数が少ない宿が多いので、10月中旬〜下旬の週末は2〜3ヶ月前の予約が安心です。
この旅のポイント
- 紅葉:中禅寺湖・いろは坂は10月中旬〜11月上旬が見頃
- 移動:渋滞対策で早朝出発か前泊がおすすめ、防寒着も忘れずに
- 宿泊:奥日光湯元温泉・中禅寺温泉は早めの予約が安心
▼子連れおすすめホテル
④明治神宮外苑いちょう並木(東京都心)
青山通りから外苑中央広場まで続く約300mのいちょう並木は、約150本のイチョウが黄金色のトンネルを作る、都内屈指の紅葉スポットです。例年11月中旬から12月上旬にかけてが見頃で、ライトアップ期間中(例年11月下旬頃、16:30〜19:30頃)には昼とはまた違う幻想的な景色も楽しめます。

都心の紅葉スポットの良いところは、なんといってもアクセスの良さ。JR信濃町駅や地下鉄外苑前駅から徒歩5〜10分と、ベビーカーでの移動もしやすい距離です。並木道沿いにはベンチもあるので、子どもが疲れたら休憩を挟みながらゆっくり歩けます。
ただ、都内屈指の人気スポットなだけあって、見頃のピーク時はかなり混雑します。子連れでの散策は、比較的空いている午前9〜11時頃の時間帯を狙うのがおすすめです。
宿泊するなら
このスポットの一番の魅力は「泊まってこそ特別になる」ことだと思います。周辺には青山・表参道エリアのラグジュアリーホテルが揃っているので、紅葉散策のあとにホテルでゆっくり過ごす、非日常な1泊にぴったりです。子連れ歓迎のファミリールームを用意しているホテルも多いエリアなので、事前に確認しておくと安心です。
この旅のポイント
- 紅葉:11月中旬〜12月上旬が見頃(ライトアップは例年11月下旬〜、16:30〜19:30頃)
- 混雑対策:比較的空いている午前9〜11時頃がおすすめ
- 宿泊:青山・表参道エリアのラグジュアリーホテルで特別な1泊を
▼子連れおすすめホテル
まとめ
4か所とも紹介しましたが、共通して感じたのは「日帰りでも十分楽しめるけど、1泊するとぐっと特別な旅になる」ということです。移動や身支度に追われず、朝晩の澄んだ空気の中で紅葉を眺められるのは、泊まりならではの贅沢だなと思います。
紅葉狩り+動物園で1日中遊べる那須、紅葉まつりのイベントも楽しめる成田、渋滞対策さえすれば圧巻の景色に出会える日光、都心でラグジュアリーな1泊が叶う明治神宮外苑と、それぞれ違った魅力があるので、家族の好みやスケジュールに合わせて選んでもらえたら嬉しいです。
関東を離れてみて改めて、こんなに紅葉スポットも宿の選択肢も多いんだなと感じます。この記事が、今年の秋のお出かけ先を決める参考になれば嬉しいです。

